「ウーデゴーじゃ優勝は無理」Mr.アーセナルの主将交代要求を却下!指揮官の信頼はとてつもない「関わった人は皆すぐに気付く」

2025年08月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

選手とスタッフによる投票の結果、キャプテンに就任

主将のウーデゴーと監督のアルテタ(右)。相性は抜群だ。(C)Getty Images

 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、現地8月17日のプレミアリーグ開幕節、マンチェスター・ユナイテッド戦を前に会見に出席。スーパーレジェンドの主将交代要求を突っぱねた。クラブ公式サイトが発言を伝えている。

 アーセナルではマーティン・ウーデゴーがキャプテンを務めている。ただ、彼が大役に就いた2022-23シーズン以降、3年連続プレミアリーグ2位で、優勝を逃し続けているなか、"ミスター・アーセナル"と称されるトニー・アダムス氏はこう言い放った。

「私はデクラン・ライスをキャプテンとして見ている。アルテタには『さあ、ステップアップだ。ウーデゴーがキャプテンではリーグ優勝は無理だ。今こそ、優勝する素晴らしい監督になる時だ』と言いたいね。シーズンを通して、全試合に出場する選手がチームにいれば、タイトル獲得チームの基盤を築くことを後押しする。デクランはそれをできる。ウーデゴーはできない。アルテタ、彼をキャプテンに任命しろ」
 
 ライスを強く推すアダムス氏だが、指揮官のウーデゴーへの信頼は決して揺るがない。アルテタ監督は「マーティンには何百もの資質があり、彼と関わった人は皆、それらにすぐ気付くだろう」と切り出し、頼れる背番号8のリーダーシップについて次のように語った。

「最大の資質は、キャプテンに指名され、尊敬され、特に賞賛されるために、大声で叫ぶ必要がない点だ。それは非常に大きな資質だ。多くの人々は口先で大声で叫ぶだけで、ドアを閉めれば全く違う行動を取る。マーティンは口を開かなくても、誰もが『彼は僕のキャプテンだ』『彼に代表になってほしい』『100%信頼している』『僕の隣にいてほしい人物だ』と言う」

 26歳のノルウェー代表MFは、選手とスタッフによる投票の結果、キャプテンに就任したようだ。

「全員が同じ人物、つまりマーティン・ウーデゴーを選んだ。これは『誰がキャプテンであるべきか』を彼らがどう感じているかを最もはっきりと示す兆候だ。それについては何の疑問もない」

 ウーデゴー体制4年目、アルテタ体制7年目で悲願のプレミアリーグ制覇を果たせるか。まずは、敵地オールド・トラフォードでユナイテッドを撃破し、弾みをつけたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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