「ケイトを診察した医師に聞いてくれ」開幕2戦欠場…中村敬斗の“移籍騒動”にS・ランス指揮官が言及。クラブ会長は本音「この件は行き詰まっている」

2025年08月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ここにはいないということだけはわかっている」

移籍を希望しているとされる中村。(C)Getty Images

 フランス2部に降格したスタッド・ドゥ・ランスは、昨シーズンにチームトップの11ゴールを挙げた中村敬斗が開幕2試合を欠場した。

 今夏の日本ツアーに帯同しなかった日本代表MFは、現時点でまだ合流していない。クラブは「コンディション不良」と説明しているが、フランスメディアは、退団を望む選手と認めないクラブが対立していると報じている。

 そんななか、1-0で勝利した第2節のギャンガン戦の後、カレル・ヘラールツ新監督が中村に言及。地元メディア『L’UNION』が発言を伝えている。

「診断書を発行した医師、つまりケイトを診察した医師に聞いてくれ。クラブの医師ではない。ただ、彼の診断書はあり、ここにはいないということだけはわかっている。それが我々の状況だ。クラブの立場は明確だ。我々は彼を頼りにしているし、彼は優れた選手だ。彼が回復し、チームに復帰するのを待っている」
 
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