「今最も強いチーム」相手に85分まで2点リード→まさかの結末。トッテナム新監督は悔しさ露わも手応え「まず何よりも…」

2025年08月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

昨季プレミア17位からの巻き返しへ

大逆転負けを喫し、がっくりと肩を落とすフランク監督。(C)Getty Images

 現地8月13日にイタリアで開催されたUEFAスーパーカップで、昨季にヨーロッパリーグを制したトッテナムが、チャンピオンズリーグ王者のパリ・サンジェルマンと対戦。まさかの結末を迎えた。

 アンジェ・ポステコグルーの後任として、トーマス・フランクを新監督に迎えたトッテナムは、39分にミッキー・ファン・デ・フェンの得点で先制に成功。さらに48分、クリスティアン・ロメロが追加点を挙げ、2点をリードしたまま終盤を迎える。

 しかし、85分にイ・ガンイン、90+4分にゴンサロ・ラモスに被弾。土壇場で同点に追いつかれると、PK戦を3-4で落とし、大逆転負けを喫した。
 
 非常に苦い結果となり、フランク監督は悔しさを滲ませた。それでも、『SPURSPLAY』でのインタビューで「まず何よりも、チーム、選手、ファン、クラブに対して非常に誇りに思っている。我々は世界最高のチームの1つ、おそらく現在最も強いチームと対戦し、単に競うだけでなく、それ以上の力を示せた」とある程度の手応えを伝えた。

「決勝戦では、勝てばパフォーマンスは気にしないと言う人もいるかもしれないが、残念ながらフットボールはそうはいかない。良いパフォーマンスが必要で、これは非常に良いパフォーマンスだった。土曜日の試合でも同じようにできれば、非常にハッピーだ」

 16日に行なわれるプレミアリーグ開幕戦では、バーンリーと対戦する。昨季17位からの巻き返しへ――51歳のデンマーク人指揮官が率いる新生スパーズは、良いパフォーマンスを結果に結びつけられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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