「良い試合をしたけど…」鹿島に惜敗。FC東京のショルツが口にした”チームの手応えと課題”

2025年08月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「タイトル争いをしている相手に勝てなくて。それが現実」

鹿島戦で攻守に奮闘したショルツ。(C)SOCCER DIGEST

 8月10日、FC東京はJ1第25節で鹿島アントラーズとホームで対戦。押し込む時間帯が長かったにもかかわらず、81分の失点で0-1と敗れた。

 白星こそ掴めなかったが、DFアレクサンダー・ショルツは持ち前の堅守や果敢な縦パスを披露するなど攻守で奮闘。最終ラインで存在感を示した。

 試合後の囲み取材で32歳のデンマーク人CBは、自分たちが相手を上回っていたと振り返る。

「鹿島はいろいろやってきましたが、あまり上手くいっていなかった印象です。良かったシーンは、ストライカーの選手がワイドに流れて、そこから中盤の選手と一緒に縦に速く走ってきた攻撃でした。それに対しても、我々はコントロールできていました。相手のチャンスは、コーナーキックやセットプレー、また失点時だけでした」

 また自身の調子についても「日本に帰ってきてからの1試合目は本当に良くなかったですけど、今日の試合はコンディション的にはとても良かった」とコメント。ビルドアップも上手くいったとポジティブな見解を示した。

「相手にプレッシャーをかけられながらも上手く捌いて味方の負担を軽減するプレーが得意で、それを見せることができました。テツ(CBを組んだ岡哲平)も同じように賢くプレーしていて、ビルドアップはとても良かったです」

 とはいえ、結果は敗戦である。FC東京に加入した6月からショルツはリーグ4試合を消化。横浜FC戦と浦和レッズ戦に勝利したものの、優勝を争う鹿島戦や柏レイソル戦には敗れた。その点についてショルツは持論を展開する。
 
「タイトル争いをしている相手、柏戦も含め我々が良い試合をしましたが、いずれも決定的なゴールを決められ、勝てなくて。それが現実なので、改善する必要があります」

 次節は、FC東京と同様に残留争いに巻き込まれている17位の湘南ベルマーレと戦う。ショルツは「次の湘南戦はすごく重要な試合です。絶対に勝ちたいです」と意気込んだ。

取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

【記事】「衝撃の裏切りだ」ブンデス王者の韓国代表主力は結局放出か!韓メディアは唖然「残留表明から2日後に売却を決断」「伊藤洋輝も復帰し…」

【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての1位は? サカダイ選手名鑑で集計!「Jリーガーが好きな女性タレントランキング」TOP20を一挙紹介

【画像】絶世の美女がずらり! C・ロナウドの"元恋人&パートナー"たちを年代順に一挙公開!
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事