「本当にひどい判定だ」元広島助っ人が日本代表FWの“ゴール無効”を痛烈批判!ループシュートには驚嘆「なんというフィニッシュだ」

2025年08月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「バーミンガムは不当に感じるだろう」

新天地デビュー戦で奮闘した古橋。(C)Getty Images

 どんなシーズンでも、出だしは重要だ。巻き返しを図るなか、新しい環境に挑んだとあれば、なおさらだろう。それだけに、ゴールという結果につながらなかったのは痛手だ。

 この夏、リーグ・アンのレンヌからチャンピオンシップ(イングランド2部)のバーミンガムに移籍した古橋亨梧は、8月8日に行われたイプスウィッチとの開幕戦で先発出場した。77分に交代し、ベンチに下がっている。

 1月にセルティックからレンヌに移籍した日本代表FWが、フランスの地で苦しんだのは周知のとおりだ。出場機会に恵まれず、得点をあげられないままシーズン閉幕を迎えた。その後、セルティック時代のチームメートである岩田智輝が所属するバーミンガムに再移籍。今季はリベンジを目指す。

 それだけに、開幕戦でのスタメン出場に気合十分だったはずだ。そしてわずか7分で古橋は結果を出したかに思われた。浮き球を相手選手と競り合い、ループシュートを放つと、ボールはゴールマウスにおさまる。だが、主審はファウルがあったと判定し、得点を認めなかった。

 かつてサンフレッチェ広島でもプレーしたドナルド・グッドマンは、コメンテーターを務める英衛星放送『Sky Sports』で、判定に驚きを表した。
 
 セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』によると、グッドマンは「なんというフィニッシュだ。彼はGKがどこにいるかを認識できる」と古橋を称賛。「主審は本当にソフトなファウルをいくつか認めていたが、これもそうなのか?」と、主審のジャッジに疑問を投げかけている。

「(リプレーの映像を見て)ワオ。バーミンガムは不当に感じるだろう。逆のペナルティーエリア内であれがあったらPKにするか? 100%ノーだ。本当にひどい判定だ。大きな痛手だよ」

 チームはその後、先制点をあげたが、終了間際にPKで追いつかれ、白星発進を逃した。古橋にとっても、バーミンガムにとっても、消化不良な船出と言えるだろう。ただ、勝負はここからだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】幻のループ弾!批判が殺到した古橋のゴール取り消しシーン

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