「もはや出場するだけでは満足していない」日本代表10番のドイツ強豪加入→森保ジャパンのW杯躍進に米大手が期待!「新たな成功例となれば…」

2025年08月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「スター選手たち全員にとって重要になる」

堂安をはじめ、日本代表戦士が次々にステップアップ移籍を果たしている。日本代表写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 8月7日、堂安律のフランクフルト移籍が決定した。2030年までの5年契約を結んだ27歳は、より一層の飛躍が期待されている。

 フランクフルトには過去、5人の日本人選手が所属してきた。中でも直近では長谷部誠の貢献度は計り知れない。それは昨年の引退後に同クラブで指導者転身を果たしたことからもうかがえる。また、鎌田大地もヨーロッパリーグ(EL)で優勝したときの立役者のひとりだ。

 米スポーツチャンネル『ESPN』は8日、「ドウアンはフランクフルトのファンから愛された一部の同胞たちの後に続くことを目指すだろう」と、堂安が彼らの後に続けるか注目と報じた。

「サムライブルーの元主将であるマコト・ハセベは、フランクフルトでリーグ戦235試合、公式戦303試合に出場し、アジア人選手のブンデスリーガ出場最多記録を更新した。昨夏で引退したが、クラブにおける存在感から、すぐにU-21チームの指導者となっている」

「そのハセベがフランクフルトの選手だったときに同僚だったのが、ドウアンの現在の代表でのチームメートでもあるダイチ・カマダだ。フランクフルトでのラストシーズンは、純粋なストライカーではなく、攻撃的MFでありながら、47試合出場で16得点と見事な数字だった。その後、カマダはラツィオに移籍し、現在はクリスタル・パレスに在籍。昨季はFAカップで優勝した」
 
 同メディアは「ワールドカップを控え、日本は出場を決めているだけに、新シーズンはスター選手たち全員にとっても重要になる。彼らがずっと、繰り返し目指しているのが優勝であることを考えればなおさらだ」と、日本が世界を制覇するためにも、堂安らの向上が望まれると続けた。

「日本はこれまで7大会連続で出場し、4大会でベスト16だったが、それ以上勝ち進んだことがない。もはや出場するだけでは満足していないのだ。主力選手がどのような調子で大会を迎えるかは、重要な要素となるだろう。今季、ドウアンがフランクフルトの新たな日本人選手成功例となれば大歓迎だろう」

 堂安がフランクフルトで長谷部や鎌田のような結果を残し、ワールドカップでの躍進につなげられることを願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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