“失敗しない男”ケイン、古巣トッテナム相手にまさか!PKで放ったシュートはスタンドへ一直線。しかし、平然と言い放つ

2025年08月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「コントロールできない出来事が時々起こる」

昨季にブンデスリーガを制し、ついに無冠の帝王を脱却したケイン。(C)Getty Images

「猿も木から落ちる」ならぬ、「名手も足を滑らせる」だ。

 バイエルン・ミュンヘンが現地8月7日、プレシーズンマッチでトッテナムとホームで対戦。4-0で大勝し、力の差を見せつけた。

 元トッテナムで古巣対戦となったハリー・ケインは、開始12分で先制点をマーク。ただ、直後にヨシップ・スタニッチが倒されて得たPKでは、キッカーを務めるも足を滑らせてしまい、ボールは一直線にスタンドへ飛び込んだ。

 滅多にPKを外さない32歳のイングランド代表キャプテンは、一昨夏にバイエルンに加入以来、初の失敗となった。ただ、この一戦は公式戦ではない。ドイツメディア『Sky Sport』によれば、ケインは平然とこう言い放った。

「プレシーズンマッチで良かったよ。滑ってしまった。フットボーラーとしてはコントロールできない出来事が時々起こるものだ」
 
 また、チームのパフォーマンスに関しては「非常に支配的だった。長い準備期間がなかったにもかかわらず、昨年築いた基盤がまだ残っていて、成長を感じている。インテンシティが非常に高く、交代選手が入っても変わらなかったので、全てが非常に良かった」と伝えた上で、自身の出来を次のように語った。

「プレシーズンは感覚とフィットネスを磨くことがより重要だ。だけど当然、フォワードとしては得点したいものだから、点を取れて嬉しかった。1、2点多く決めるべきだったかもしれないけどね」

 稀代の点取り屋は、さらなる大爆発を見せるのか。バイエルン3年目のシーズン開幕に向け、準備を着々と進めている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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