「日本は世界最強を誇っていたが――」「韓国に衝撃の優勝を、北朝鮮に猛追を許す」E-1優勝国メディア、なでしこJ最新FIFAランクを大々的に報道

2025年08月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「中国も下回り3位は受け入れがたい結果」

E-1選手権3連覇を逃し、3位で終わったなでしこジャパン。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 国際サッカー連盟(FIFA)が8月7日、女子のFIFAランキングを発表。 ニルス・ニールセン監督が率いる日本女子代表は7位から8位に下がったものの、アジア最上位をキープした。アジア2番手は北朝鮮で、同じく1ランクダウンで10位だ。

 なでしこジャパンは今夏のE-1選手権で、初戦こそ台湾に4-0で快勝するも、韓国と1-1、中国と0-0で引き分け、4か国中3位で終わった。

 一方、最終戦で逆転して20年ぶりに優勝した韓国のメディア『xportsnews』は、「日本は世界最強を誇っていたが...韓国に衝撃の優勝を、北朝鮮に猛追を許す。FIFAランキング下落、東アジアカップの影響が及んだ」と題した記事を掲載。最新のFIFAランクを巡り、大々的に報じている。

「7位だった日本女子代表の順位は8位に下落した。長らくアジア最強を自任してきた彼女らだが、韓国で開催されたE-1選手権(東アジアカップ)で韓国と中国の後塵を拝し、3位で終了したことが、FIFAランキングに影響を与えたと分析されている。10位の北朝鮮とは2位差だ。その後はオーストラリア(15位)と中国(16位)が続いた。東アジアカップを制した韓国は21位を維持した」
 
 同メディアはE-1をさらに深堀り。よほど「インパクトが大きい」と捉えているようで、こうも伝えている。

「韓国は近年、FIFAランキングが継続的に低下するなど、やや残念な状況を示しており、優勝候補と見られていなかった。そのため、韓国に優勝を譲った日本は衝撃を受けた。得点差で中国も下回り、3位で大会を終えたことは、受け入れがたい結果だった」

 難敵中の難敵アメリカを決勝で倒し、ワールドカップ制覇を成し遂げてから14年。なでしこジャパンはニールセン監督のもと、再び"世界最強"のチームとなれるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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