「37億円なら払えたはずだ」なぜ日本代表10番を獲得しなかった? プレミアクラブの地元メディアが嘆き「完璧だったのに…」

2025年08月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「タナカのチームメイトだ」

フランクフルト移籍が決定した堂安。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 注目を集めていた堂安律の去就が決まった。8月7日、フランクフルトがフライブルクから獲得したことを発表している。契約期間は5年だ。

 堂安の移籍については前日、マーケットに精通するファブリツィオ・ロマーノ記者が成立と伝えていた。これを受け、日本代表MFに関心を寄せていたクラブがターゲットを逃したと報じられている。田中碧が所属するリーズのことだ。

 専門サイト『Leeds United News』は「(堂安は日本代表で)アオ・タナカのチームメイトだ。カオル・ミトマやタケフサ・クボと並び、エキサイティングな日本代表のベストプレーヤーのひとり。リーズにとって完璧だっただろう」と報じた。

「昨季がベストシーズンだったドウアンの株は、これまでないほど高い。公式戦36試合で19ゴールに得点かアシストで関与。これまでもフライブルクでは常に年間12ゴールに絡んできた」
 
 ロマーノ記者によると、フランクフルトとフライブルクは総額2200万ユーロ(約37億円)の移籍金で合意した。Leeds United Newsは、リーズに支払えない金額ではなかったと指摘。欧州の頂点を目指す舞台に立てるかどうかが焦点だったとの見解を示している。

「総額がそれほどなら、リーズにも払えたはずだ。問題はチャンピオンズリーグ出場権だった」

「実際、ある情報筋は、フランクフルトが本気度を増してから、リーズにとって実現可能な選択肢ではなかったと認めている」

 世界最高峰とされるプレミアリーグだが、リーズはチャンピオンシップ(2部)から昇格したばかり。一方、フランクフルトは欧州最高峰の舞台に臨む。この違いが大きかったと地元メディアはみているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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