８月１日、楽天グループのイベントに出席した元日本代表の大久保嘉人氏が取材に対応。スペインでの生活や森保ジャパンについて語った。

　大久保家は今年４月にバルセロナに移住した。語学学校でスペイン語を学ぶ日々は非常に刺激的なようで、大久保氏は「楽しいですよ。（移住して）３か月なのでまだこれから。月から金、朝から昼まで学校で勉強しています」と近況を報告した。
 

　そして北中米ワールドカップ（W杯）予選を圧倒的な強さで突破した日本代表について尋ねると、W杯２大会に出場したレジェンドは、「素晴らしいと思います。成長してる感じもあります」と称賛。ただ、まだまだ成長の余地はある。フットボール最前線を肌で感じている大久保氏はこうも語った。

「スペインに住んで、海外の方がもっと成長してるなって。カタール・ワールドカップが終わってから新しい若い選手がすごい勢いで出てきてる。で、（北中米）ワールドカップに合わせてきてるなっていうのが、あっち行って他の国も見てめちゃくちゃ分かったので。（スペイン代表の）ヤマルやペドリのように、あの年齢であそこまでするのは、日本では中々いないので、そういう選手がどんどん日本に出てこないといけないと思います」

　確かに、若くして世界的に突き抜けた日本人選手は中々見当たらない。スター候補生は数多くいるなかで、ヤングスーパースター誕生の瞬間が待たれる。

取材・文●有園僚真（サッカーダイジェストWeb編集部）

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