「神戸が羨ましかった」「一緒にやりたかったな」大久保嘉人が英雄イニエスタを語る!三木谷会長は「誘ったのにね」と一言

2025年08月01日 有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

「イニエスタがボールを持てば時が止まる」

三木谷会長と共に攻めたトークで盛り上げた大久保氏(左)。(C)楽天

 楽天グループが8月1日、大型イベント「Rakuten AI Optimism」をパシフィコ横浜で開催。大勢の人が集まったトークセッションに、同社の社長であり、ヴィッセル神戸の会長を務める三木谷浩史氏と、元日本代表の大久保嘉人氏が登壇した。

 当初は、神戸のレジェンドOBアンドレス・イニエスタ氏も参加する予定だったが、家庭の事情で来日をキャンセル。三木谷氏はかつて自身が獲得に尽力した、そのスーパースターの印象をこう語った。

「物静かで、でも自分の技術と、静かなメンタリティで組織をリードする感じです。色々なタイプがあるじゃないですか。昔のサッカー選手で言ったら、ドゥンガみたいな。バンバン行く闘将タイプではなかったですね。どっちかっていうと、静かに、オーケストラの指揮者のようにオーガナイズさせていく感じだから、媒介のように動いていくタイプかもしれませんね」

 一方で、対戦した経験を持つ大久保氏は、「もう上手すぎですよね」と絶賛した。

「イニエスタがボールを持てば時が止まるというか、何をされるか分からないので、ボールを取りにいけないですし、見るしかできないですよ。バルサの時も見ていましたし、神戸の時に対戦して、見ていて勉強になるというか、こういう時にこういうプレーをするんだなと分からせてくれた選手です」
 
 現在43歳で、スペインの英雄と同世代の元日本代表ストライカーはまた、「やっぱりヴィッセル神戸は羨ましかったですよ」と口に。チームメイトとして同じ時間を過ごしてみたかったようだ。

「イニエスタが来たことによって日本サッカーが盛り上がったのと、ヴィセル神戸の選手たちも勉強になるわけですよね。世界のトップトップの選手が来たので。だから僕は外から見て、一緒にやりたかったなってちょっと思いました」

 大久保氏が当時の心境をそう明かすと、三木谷氏は「誘ったのにね」と言い放ち、その場の笑いも誘った。2007年から6シーズン神戸でプレーした大久保氏が、再びクリムゾンレッドのユニホームに袖を通す可能性はあったのか。非常に気になるところではある。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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