８月１日、福島県のJヴィレッジで開催されている全国高等学校総合体育大会（インターハイ）男子サッカー競技の準決勝で、大津（熊本）と流経大柏（千葉）が35分ハーフで対戦した。

　開始早々に大津がいきなり決定機を迎える。前半１分、ボックス内でフリーになった岩﨑天利が左からのクロスに飛び込んでヘディングシュートを放ったが、ゴールの左に外れる。

　その後は一進一退の攻防が続くなか、前半アディショナルタイムには流経大柏がチャンスを創出。左サイドを抜け出したオゲデベ有規がゴール前に際どいクロスを供給するも、味方には繋がらなかった。このままスコアレスで前半を終える。
 

　後半10分、流経大柏が攻勢をかける。ロングスローの流れからこぼれ球に反応した上田哲郎がダイレクトボレー。しかし枠を捉えられない。さらに２分後にはペナルティエリア手前の中央でFKを獲得。これを増田大空が直接狙ったが、惜しくもゴール左に外れた。

　一方の大津も反撃に出て、いくつかチャンスを作るも得点には繋がらなかった。結局スコアは動かず、試合は０－０のままPK戦に突入する。

　９人目が失敗してしまった流経大柏に対して、大津は全員が成功。大津が激闘を制し、ファイナルに進出した。

　２日に行なわれる決勝戦では、尚志(福島)対神村学園(鹿児島)の勝者と相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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