ユベントスがイグアイン獲得を正式発表! 移籍金は今夏最高額の9000万ユーロ!

2016年07月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

移籍金9000万ユーロを2年の分割払い。

ユベントス移籍が決まったイグアイン。新エースとして期待される。(C)Getty Images

 現地時間7月26日、ユベントスがナポリからアルゼンチン代表FWのゴンサロ・イグアインを獲得したことを正式発表。23日にマドリード市内で秘密裏にメディカルチェックを受けたと報じられ、決定は時間の問題と見られていたが、ついにオフィシャルとなった。
 
 移籍金は今夏最高額の9000万ユーロ(約108億円)で、2年の分割払い。ナポリはイグアインの違約金を9470万ユーロ(約117億円)に設定していたが、ユーベは「選手本人が望めば、毎年7月31日までは9000万ユーロ(約108億円)の2年分割払いで移籍できる」という条項を利用し、いわば強奪した格好だ。
 
 選手本人とは5年契約を締結。事前の報道によれば、年俸は750万ユーロ(約9億円)がベースで、ナポリではクラブが一括管理していた肖像権料などを含めれば1000万ユーロ(約12億円)になる好待遇だ。
 
 今夏のユーベはFWアルバロ・モラタをR・マドリーに買い戻されたとはいえ、MFミラレム・ピャニッチ(ローマから)、DFダニエウ・アウベス(バルセロナから)、DFメディ・ベナティア(バイエルンから)、FWマルコ・ピアツァ(ディナモ・ザグレブから)、そして昨シーズンはセリエA新記録の36ゴールを挙げた稀代の点取り屋イグアインと、超大型補強に乗り出した。
 
 マンチェスター・U行きが噂されるポール・ポグバの進退が気掛かりとはいえ、この背番号10を手放してもなお、セリエA6連覇はもちろん、チャンピオンズ・リーグ優勝も現実目標となる強力スカッドが完成しそうだ。

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