ヴィッセル神戸は７月27日、ノエビアスタジアム神戸で開催されたクラブ30周年記念チャリティーマッチでスペインの名門バルセロナと対戦。宮代大聖が一時同点となるゴールを奪うなど意地を見せたが、１－３で敗れた。

　この両クラブは2019年には連携協定を結ぶなど、これまで浅くない関係を築いてきた。また、かつては神戸にアンドレス・イニエスタやダビド・ビジャ、ボージャン・クルキッチ、セルジ・サンペールなどバルセロナでプレー経験のある選手たちも在籍している。

　そんなJ１王者は、スペインでどのくらいの知名度があるのか。今回の神戸対バルセロナの一戦を取材するため来日したスペインメディア『SPORT』のイバン・サン・アントニオ記者は、「ヴィッセル神戸はおそらく、我々の国で最も有名な日本のクラブだ」と述べる。
 

「イニエスタの影響がやはり大きい。彼が移籍して初めて神戸というチームを知ったスペインのファンは多い」

　また、『RAC１』のライア・パスクアル記者は、次のように話してくれた。

「イニエスタが神戸に移籍した当時、カタルーニャでは多くの人が驚き、大きな話題となった。そして神戸に関心を持つ人が増えた。それ以降、彼らがリーグ優勝をしたニュースなどはこっちにも届いていて、今は日本で１番強いクラブとして知られていている」

　今回、神戸とバルセロナが試合をしたのは2023年６月に国立競技場で行なわれた親善試合以来３度目。近い将来、またこの夢の対決が実現されることを期待したい。

取材・文●中川翼（サッカーダイジェストWeb編集部）

【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての１位は？ サカダイ選手名鑑で集計！Jリーガーが好きな女性タレントランキングTOP20を一挙紹介

【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える"モデル＆タレント妻たち"を一挙紹介！

【記事】バルサに３失点。永戸勝也が肌で感じた世界トップレベル。ヤマルとのマッチアップはどうだった？「遊ばれたシーンもありますけど...」