現地７月23日、上田綺世が所属するエールディビジのフェイエノールトは、ベルギーのヘントから日本代表DF渡辺剛を獲得したと発表。契約期間は４年で2029年６月までとなっている。

　19年にFC東京でプロキャリアをスタートさせ渡辺は、21年12月にベルギーのコルトレイクへ完全移籍。1年半在籍した後、ヘントに加入した。そのヘントでは１年目から主軸を担い、在籍した２年間で公式戦通算100試合出場して６ゴール・６アシストを記録。ゲームキャプテンを務めるなどチームを牽引した。
 

　オランダメディア『VI』は、渡辺のフェイエノールト加入について、次のように伝えている。

「渡邉の加入により、フェイエノールトは守備面の課題を解決した。右利きで左右のセンターバックをこなせるこの選手は、アトレティコ・マドリーへ移籍するダビド・ハンツコの後継者候補と目されている」

　また、フェイエノールトの専門メディア『1908.NL』は、28歳DFを以下のように紹介した。

「フィジカルが強いセンターバックと評されている。身長186センチで体格もかなり良い。しかし、敏捷性もあって、容易にターンを繰り返すことができる。また、スペースを見極める能力に長けており、ギャップを埋めるスピードも備えている」

　オランダの強豪へステップアップを果たした渡辺の新天地での活躍に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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