「睡眠時間はほぼ取れていなかった」代表戦の翌日に天皇杯でメンバー入り。ヴェルディDF綱島悠斗が明かした本音。韓国戦には「なんとしても出たかった」

2025年07月23日 藤井圭

城福監督は中国戦のパフォーマンスを称賛

中国戦に先発して代表デビューを飾った綱島。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 東京ヴェルディのDF綱島悠斗は先日、韓国で開催されたE-1選手権の日本代表メンバーに選出され、第2戦の中国戦に3バックの右で先発してA代表デビュー。2-0での無失点勝利に貢献した。

 しかし森保ジャパンが大会連覇を決めた大一番の第3戦・韓国戦(1-0)で出番は訪れなかった。

 その翌日の16日、綱島はヴェルディの一員として、敵地で行なわれた天皇杯3回戦のサガン鳥栖戦(1-0)にメンバー入り。結局、ピッチには立たなかったものの、早々のチーム復帰で東京Vのサポーターを驚かせた。

「(韓国での)試合が終わったあとに解散して、次の日の早朝の便で鳥栖に帰ってきました。睡眠時間はほぼ取れていなかったけど、自分が100パーセントで臨めるようなサポートをしてもらったおかげで、天皇杯のメンバーに入れました。ピッチに立てたわけではないですけど、いい状態で天皇杯に臨めました。チームに感謝しています」
 
 E-1選手権の最終戦に出場しなかったとはいえ、飛行機での移動もあり、綱島自身、コンディション面での負荷は小さくなかっただろう。それでも万全な調整の上で鳥栖戦にメンバー入りできたのは、日韓戦に出られなかった悔しい思いがあったからだという。

「本当に(韓国との)最終戦で悔しい思いしましたし、なんとしても出たかったなっていうのは正直なところ」と本音を語った24歳のDFは、自らに矢印を向ける。

「出られなかったことに関して、自分自身でどう改善していくか、また(東京Vに)帰ってきた時にどういうパフォーマンスができるのかというのは常に考えていました。コンディションどうこうを言い訳するよりも、自分がやれる100パーセントを出して、トライアンドエラーを繰り返すことでまた成長につながるなと思ったので、そこできついとかは考えずにやれるだけやりたいと思いました」

 初選出された日本代表では、決して何もできかなったわけではない。フル出場した中国戦の綱島のプレーについては、城福監督も贔屓目抜きに「最終ラインのメンバーの中で非常にいいパフォーマンスを示したと思うし、さらに良くなる可能性を感じさせるプレーぶりでした」と称えた。

 しかし、優勝を決めるゲームになぜ出られなかったのか。自問自答を繰り返しながら、綱島はさらなる成長を続ける。

取材・文●藤井圭

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