「ロナウドは見習え。プレーしても頭を下げた日本のエース」久保建英を韓国メディアが称賛!「一部のスターの行動とは異なっていた」

2025年07月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

“ロナウド・ショック”は未だ癒えず

試合後、大勢のファンの前でインタビューを受けた久保。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本人スターの謝罪が海外でも話題だ。

 久保建英を擁するレアル・ソシエダが7月21日、J2のV・ファーレン長崎と長崎ピーススタジアムで対戦。79分に笠柳翼に決勝点を奪われ、0-1で敗れた。

 ジャパンツアーの顔とも言える久保は、満を持して後半の頭から出場。ただ、前日に合流したばかりのためプレータイムは27分のみ。72分にベンチに下がったなか、試合後のインタビューで「1つ、反省じゃないですけど、『20分しか出れなくて申し訳ないな』っていうのは、今日来てくれた人たちにはちょっと謝りたいかなと思います」と伝え、頭を下げた。
 
 この言動を受け、韓国メディア『Sports Chosun』は「『ノーショー』のロナウドは見習え。試合に出場しても頭を下げた日本のエース」と題した記事を掲載。2019年の韓国ツアーの際、当時ユベントスに在籍していたクリスティアーノ・ロナウドが、最後までベンチを温めた件を引き合いに出し、次のように報じた。

「クボは後半開始と同時に投入され、72分に再び交代してピッチを去った。自身にとってプレシーズン初戦であり、コンディションが完全に整っていない状態だったため、やむを得ない状況だった。それでもクボは少しでも試合に出場し、応援に来てくれた日本のファンたちのためにピッチを駆け回った。

 しかし、クボはファンの前で頭を下げた。彼の態度は、アジアツアーで時々議論の的となる一部のスター選手の行動とは異なっていた。過去にはクリスティアーノ・ロナウドも韓国を訪問したが、1秒もプレーしなかった。また、ロナウドは謝罪の言葉や韓国ファンへの配慮もなく、そのまま韓国を去った。一方、クボはプレーしたにもかかわらず、謝罪した」

 5年経った今も胸の奥底で抱える"ロナウド・ショック"――。対照的な久保の振る舞いに感銘を受けたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】さすがの久保建英!圧巻の仕掛けをピッチサイド視点で

【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える"タレント&モデルの妻たち"

【記事】「大谷翔平って何であんなに凄いの?」中村俊輔の素朴な疑問。指導者としてスーパースター育成にも思考を巡らせる
 

次ページ【動画】さすがの久保建英!圧巻の仕掛けをピッチサイド視点で

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事