宿敵に競り勝った。

　E-１で前回王者の日本は７月15日、最終戦で韓国と対戦。タイトルがかかる大一番で、開始８分にジャーメイン良の今大会５点目となる得点で先制に成功する。

　後半は押し込まれる時間が長くなったが、粘り強く守り抜き、１－０で逃げ切る。２大会連続３度目の優勝を果たした。

　オール国内組で臨んだ森保ジャパン。キャプテンの長友佑都は日韓戦で出番はなかったが、ベンチ前で選手たちに盛んに声をかけて鼓舞するなど、最後までチームを支えた。
 

　試合を中継したフジテレビで解説を務めた元日本代表MFの小野伸二氏は、「ピッチ内外、彼の存在感はやっぱり大きいですよ」とコメント。次のように続ける。

「特に若い選手にとってみたら、いろんな経験をさせてもらえたんじゃないかと思います」

　同じく解説の元日本代表FWの柿谷曜一朗氏も「ピッチ内外、すべてにおいて存在感があります」と同調。「綱島選手も言っていましたけど、『まさか長友選手と一緒にできるとは思わなかった』っていうほど、レジェンドの存在はチームを素晴らしい方向に持っていってくれますよね」と語った。

　セレモニーの前には、稲垣祥から腕章を渡された長友。周囲からの信頼が厚い38歳が笑顔を見せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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