【日本代表の韓国戦スタメン予想】連覇を懸けていざ日韓戦へ!中国戦から10人を入れ替えか。初陣4発のアタッカーが先発に復帰。1トップは連発中の10番ではなく…

2025年07月15日 江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

唯一まだ出場機会がないGKが満を持して登場

韓国戦の予想スタメン。(C)SOCCER DIGEST

 日本代表は7月15日、E-1選手権(東アジア選手権)の第3戦でライバルの韓国代表と対戦する。香港を6-1、中国を2-0で破った日本代表は、同じく2連勝の韓国を得失点差でリードしており、引き分け以上で連覇達成となる。

 その運命の日韓戦に、森保一監督はどんなメンバーを起用するのか。基本システムの3-4-2-1で、スターティングメンバーを予想した。

 香港戦からスタメンを総入れ替えした中国戦から中2日しかなかったため、香港戦の先発メンバーが中心となるはずだ。

 初戦でピサノアレクサンドレ幸冬堀尾(名古屋グランパス)、第2戦で早川友基(鹿島アントラーズ)をデビューさせたGKは、26人の招集メンバーで唯一まだ出場機会がない大迫敬介(サンフレッチェ広島)で間違いない。代表での経験値はその2人よりも上で、満を持しての登場となる。
 
 3バックは、香港戦と同じで、右から安藤智哉(アビスパ福岡)、荒木隼人(サンフレッチェ広島)、古賀太陽(柏レイソル)。古賀が香港戦の後で、下半身の疲労のために別メニューとなったが、中国戦後は全体練習に復帰し、本人も前日練習の後に「全然問題はない。逆に休息をもらったのでコンディションはいい」と話しており、プレーできるだろう。

 先発起用が予想される韓国の長身FWオ・セフン(FC町田ゼルビア)と、空中戦に滅法強い荒木のマッチアップは注目のポイントだ。

 ダブルボランチは初戦で組んだ川辺駿(広島)と稲垣祥(名古屋)だろう。ともに経験があり、運動量が豊富で、攻守に貢献できるだけに、韓国の中盤に対して劣勢にはならないだろう。

 迷ったのが、香港戦は久保藤次郎(柏)、中国戦は望月ヘンリー海輝(町田)が担った右ウイングバックだ。順番通りなら前者になるが、韓国の高さやパワーへの対策として後者を起用するのではないか。前の試合では代表初ゴールを奪って乗っている点、可変で4バックも可能になる点も理由のひとつだ。

 左ウイングバックは、初戦で2アシストをマークし、格の違いを見せつけた相馬勇紀(町田)だろう。前回大会の得点王&MVPの存在は日本にとって心強い。
 

次ページ2シャドーと1トップはどうなる?

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