プレミアリーグへの移籍は大きな飛躍だ。ただ、欧州最高峰の舞台に出られるかは分からない。

　日本代表CBの高井幸大は今月、トッテナム加入が決まった。昨季のプレミアリーグでは17位と苦しんだが、ヨーロッパリーグで優勝したことにより、新シーズンのチャンピオンズリーグ（CL）出場権を獲得している。

　だが、地元記者アラスデア・ゴールドは、高井がCL登録外になるかもしれないとの見解を示した。『Football Insider』によると、同記者は『football.london』で、メンバー外となる可能性がある選手を問われて「トーマス・フランク監督による」と答えた。

「だがおそらく、コウタ・タカイやルカ・ヴシュコビッチといった新加入の若手DFのひとりかふたり（が外れる）だろう。後者は複数クラブがレンタル移籍について決定を待っており、移籍するかどうかによる。今季のスパーズは多くの選手がレンタル移籍すると思う」

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　コメントを伝えたFootball Insiderは、「タカイは日本のトップリーグからプレミアリーグと、大きな差を駆けあがらなければいけない。CLという責任が加わらなくても、プレミアは十分に難しいものとなるかもしれない」と報じている。

「スパーズは彼にポテンシャルを見いだしている。すでにA代表入りしていることは、彼の能力のさらなる後押しだ。しかし、CLに出場できなくても、彼は落胆すべきではない。彼のキャリアはまだ比較的始まったばかりであり、ミッキー・ファン・デ・フェンのような選手たちとの競争なのだ」 

　Jリーグから初めて海を渡る20歳ということもあり、懐疑的な見方もあるだろう。だが、すべてはピッチでのパフォーマンス次第だ。昨季、守備面で苦しんだトッテナムだけに、高井がどれだけ貢献できるのか注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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