日本代表は７月12日、韓国で開催されている東アジアE-１選手権の第２戦で中国代表と対戦。２－０で勝利を収めた。

　森保ジャパンは、６－１で快勝した初戦の香港戦からスタメンを総入れ替え。先発には、GK早川友基、DF長友佑都、植田直通、綱島悠斗、MF／FW望月ヘンリー海輝、田中聡、細谷真大、原大智、宇野禅斗、俵積田晃太、佐藤龍之介が名を連ねた。

　序盤から主導権を握る日本は11分に幸先よく先制。田中の鋭い縦パスをペナルティエリア中央手前で細谷が受けて、相手を背負いながらも巧みに反転すると、右足を豪快に振り抜きゴール左に決めた。

　17分にはミスからピンチも。自陣でジャン・ユーニンに奪われてディフェンスラインの背後に抜け出される。それでもGK早川が見事な反応で１対１を止めて事なきを得る。

　28分、俵積田が左サイドでの仕掛けからクロスを供給。これに細谷が頭で合わせたシュートは枠を捉えられない。41分には、田中のスルーパスから生まれた決定機を佐藤は決め切れず。
 

　日本は後半頭から、稲垣祥と香港戦で４ゴールを挙げたジャーメイン良を投入。48分には、カウンターから望月が右サイドを突破して折り返すも、細谷には惜しくも合わない。

　その４分後、速攻から中国にシュートを打たれたシーンでは、早川が好セーブ。26歳のGKが再び立ちはだかる。俵積田が左サイドから果敢な仕掛けをみせるも、相手に対応されて決定機にはつなげられない。

　59分、宇野の縦パスに反応した稲垣が右足で放ったシュートはGKの正面に。ボランチコンビの好連係からの攻撃は、得点には至らなかった。

　それでも63分、ペナルティエリア右で受けた望月が、カットインして左足で狙ったシュートが相手DFに当たってゴールに吸い込まれ、ついに追加点。望月は代表初ゴールとなった。

　その後も試合を優位に進める。78分、細谷がペナルティエリアアーク付近から放ったシュートはGKに止められる。結局、３点目こそなかったものの、２点のリードを最後まで守った森保ジャパンが、２連勝で大会連覇に向けて大きく前進した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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