７月10日、アルビレックス新潟は12日に予定していたトップチームの練習一般公開の中止を発表。情報流出防止のため、非公開に変更するという。

　クラブによると、７月９日のトレーニング後、怪我で練習を回避している選手やリハビリ中の選手の個人名がインターネット上に投稿されるという事象が発生。クラブは練習公開にあたり、SNSやブログなどへの写真・動画・練習内容の掲載を禁止としていたが、この規則が守られなかったことが今回の決定につながった。

　公式戦に臨むメンバー情報はチームの勝敗に大きな影響を及ぼすため、練習の一般公開を控えることになったと説明している。
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　発表によれば、入江徹監督はサポーターに練習を見てほしいという想いを持っており、選手たちも「サポーターの皆様に見守られていることで、より熱の入ったトレーニングができる」と話していたという。

　特に非公開となった練習は、土曜日ということもあり、多くのファンの来場が予想されていただけに、クラブ側も決断に「大変に残念で申し訳ない想い」と心情を吐露している。

　練習公開の中止に伴い、サインや撮影などのファンサービスも中止に。すでにファンサービスに当選していた人々に対して、クラブは「心からお詫びを申し上げます」と謝罪を示している。

　クラブは今後も見学方法などを継続的に検討し、公開練習を続けていく意向。監督や選手たちの「サポーターに見てもらいたい」という想いは変わらず、今後も温かい声援を求めている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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