能力と実績は申し分ないだけに、動向が注目されるのは当然だろう。

　冨安健洋はこの夏、約４年を過ごしたアーセナルとの契約を解消した。2026年までの契約だったが、１年前倒しての退団が決まっている。

　ミケル・アルテタ監督も高く評価していたと言われる冨安が、アーセナルから去ることになった原因は、周知のとおりフィジカルの問題だ。加入以降、フルシーズン稼働できたことがない。2024-25シーズンはほぼ全休となり、新シーズンも当面は復帰を目指す戦いが続く。

　最優先が、再びピッチで躍動できるような肉体を取り戻すことにあるのは言うまでもない。一方で、その先も気になるところ。つまり、冨安が次にプレーする舞台はどこになるのか、ということだ。

　そんななか、『SportsBoom』は７月９日、冨安にブライトンとブレントフォードが注目していると報じた。「戦列復帰は11月まで待たなければいけないと認識」したうえで、関心を寄せているという。

「フリーエージェントであり、プレミアリーグで4シーズンを過ごしたこの選手に大きな可能性を見出している」

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　アーセナルとの契約解消以降、冨安は様々なクラブからの関心が噂になっている。古巣セリエAのクラブも話題となった。ただ、具体的な動きは伝えられていない。

　ブライトンで三笘薫と冨安がチームメイトになれば、日本のファンにとっては興味深い。ただ、フィジカルのタフネスが求められるプレミアリーグだけに、別の主要リーグに向かうのも一案との声は少なくないだろう。

　もちろん、すべてはコンディションが万全となることが前提だけに、まずは少しでも早く、肉体面を気にせずにサッカーができるようになるのを願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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