イングランド女子１部リーグのエバートンが現地７月９日、ヘッケン（スウェーデン）からなでしこジャパンDF北川ひかるの完全移籍加入を発表。背番号は「13」に決まった。

　北川はJFAアカデミー福島出身で、浦和レッズレディースを経て、2018年にアルビレックス新潟レディースへ完全移籍。その後、2023年からはINAC神戸レオネッサに所属し、WEリーグベストイレブン選出や皇后杯優勝に貢献。代表歴はU‑17からA代表まで経験し、なでしこジャパンでは2022年にE‑１選手権優勝、そして2024年パリ五輪にも出場した。2024年８月にはスウェーデン１部のヘッケンに移籍し、海外初挑戦を果たしていた。
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　28歳のサイドバックは、移籍にあたりエバートンの公式サイトを通じて、次のように喜びを示した。

「エバートンでプレーできることにとても興奮しています。昨シーズンのエバートンを観戦し、監督とも話をしたので、このチームに入団することを決めました。契約前に（林）穂之香と話して、クラブのことを教えてもらいました。エバートンは温かい雰囲気のクラブだと感じました。

　居心地が良く、フレンドリーな場所で、このクラブの一員になれて本当に嬉しい。グディソン・パークで試合ができるのも嬉しいです。新たなスタートとしてこのスタジアムでプレーし、エバートンの選手たちと一緒にプレーできることを本当に嬉しく思っています」

　また、イングランド１部でのプレーが目標だったとし、新天地では結果にこだわるとした。

「このリーグでのプレーが目標でした。リーグ戦でできるだけ多くの試合に出場し、勝ちたい。ダービーも楽しみにしています。必ず勝ちたいです。激しい戦いになると思います。

　情熱的なサポーターの皆さんに愛されるよう、全力を尽くしたいと思っています。ファンの皆さんに愛していただけるよう、精一杯努力し、熱いパフォーマンスでお返ししたいです。

　クラブオーナーの野心は理解しています。何よりも重要なのは結果を出すこと。新シーズンは、皆様に満足していただけるよう、ベストを尽くしたいと思っています」

　エバートンにはMF林穂之香が所属。７月７日にはDF石川璃音の浦和Lからの加入が発表されており、日本人としては３人目の所属となる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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