北欧名門はなぜ21歳日本人と“異例”の長期契約を交わしたのか。指揮官はクオリティを称賛「活躍できる」

2025年07月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「明確なクオリティがある」

コペンハーゲン移籍が決定した鈴木。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 デンマーク王者のコペンハーゲンは7月9日、湘南ベルマーレからDF鈴木淳之介を完全移籍で獲得したと発表。欧州での実績がない選手では異例とも言える、2030年6月までの長期契約を結んだ。

 先月のインドネシア戦で日本代表デビューを飾り、上々のパフォーマンスを見せたとはいえ、世界的には無名に近い21歳を、なぜ北欧の名門クラブが獲得したのか。

 クラブの公式サイトによれば、ヤコブ・ニーストルプ監督は、こうコメントしている。

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「スズキは、優れた走力、堅実な守備スキル、スピードを備えた柔軟性の高いディフェンダーだ。デュエルではアグレッシブに攻め、ゲームの流れを読み取り、ボールを扱うのが得意。これらの資質により、彼はサイドバックとしても、3バックでも活躍できる」

「もちろん、彼には新しい環境と異なるペースに適応する時間が必要だが、我々は彼に現在、そして長期的に、クラブにとって価値のある非常に明確なクオリティがあると考えている」

 37歳の指揮官は高い評価をしているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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