まだ最初の試合、それも前半だけでのプレーでしかない。それでも、サポーターからの上々の評価は、今後への希望となる。

　セルティックに移籍した稲村隼翔は７月８日、コーク・シティとの練習試合でデビューを飾り、左SBとして前半の45分間出場した。ブレンダン・ロジャーズ監督は試合後、稲村のパフォーマンスに驚いたと感心。レンタル移籍させずにチームに残すか、プレシーズンで見極めたいと話した。

　また、専門サイト『67 HAIL HAIL』によると、セルティックのファンからも称賛の声があがっている。

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「ハヤト・イナムラは優れた選手だ」
「フレンドリーマッチでの５分だけですでにセルティックのレジェンドだ。なんて選手だ」
「あまり早くから大げさにしたくないが、日本のパオロ・マルディーニになるかもしれない」
「第一印象はまったくポジティブだった。素晴らしいビジョンを見せて、前半は空中戦を支配。アシストがひとつふたつあってもおかしくなかった」

　もちろん、出来が良ければ絶賛され、調子を落とせば叩かれるのは周知のこと。１試合でマルディーニとの比較が過剰なのは言うまでもない。ただ、好発進できたことも確か。さらなるアピールに向け、稲村が今後も活躍できるのを願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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