７月８日、以前から報じられていた高井幸大のプレミアリーグ移籍が発表された。川崎フロンターレからイングランドに渡り、トッテナムでの挑戦に臨む。

　高井はトッテナムと2030年までの契約を結んだ。移籍金は500万ポンド（約９億5000万円）と報じられている。Jリーグから海外への移籍では史上最高額だが、プレミアリーグの名門クラブの補強としては、決して高額ではない。世界的に高井の名が知られていないのも確かだ。

　そのため、高井獲得への見方は様々だろう。ただ、バックアッパーとして期待するファンは少なくないようだ。英公共放送『BBC』が８日、トッテナムのサポーターからの声を紹介している。

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「若手CBを何人集めるんだ？何人か獲得してきたが、また見ることがないだろう」
「これは良い補強。ロメロの素晴らしい代役がいないが、層が厚くなる。それは役立つはずだ」
「典型的なダニエル・レビィの補強だ。すでに数シーズン後のビッグクラブ売却を狙っているだろう」
「今の時代、それもトップチームと代表での経験がある選手の獲得に500万ポンドというのは、間違いなくお買い得だと思う」
「ルーカス・ベリバルも、加入するまでまったく聞いたことがなかったが、素晴らしい選手になった。この傾向が続くことを願おう」
「今季はポジションを争うCBが複数になるから素晴らしい。タカイの加入でラドゥ。ドラグシンが移籍するかもしれず、タカイは４番手のチョイスとなるだろう」
「今夏とどめることができれば、ウチにはすでにロメロ、（ミッキー・）ファン・デ・フェンとワールドクラスのCBが２人いる。ここ数年はそれぞれケガに悩まされてきた。だから、500万ポンドでの補強は、先発コンビが再び負傷したときに備え、層の厚さをもたらす控えになるだろう」

　期待の20歳は、世界最高峰の舞台で飛躍できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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