「日本はパスワークやハードワークがずば抜けている」“台湾の10番”が憧れのなでしこJに脱帽 日本から国籍を変更「懐かしい感覚」【E-1】

2025年07月09日 江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

「自分が想像していたプレースタイル」

台湾の10番を背負う松永。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 7月9日、韓国で開催されているE-1選手権(東アジア選手権)の第1戦で、3連覇を目指す日本女子代表が台湾とスウォンで対戦。4-0で快勝を飾った。

 試合後、日本から国籍を変更し、祖母のルーツがある台湾代表となったMF松永早姫が取材に応じ、この一戦をこう振り勝った。

「実際に憧れのなでしこジャパンの方たちと戦ってみて、自分が想像していたプレースタイルで戦ってきましたし、上野(真実)選手だったり、愛媛時代に一緒にやった選手もいたので、結果は負けてしまったものの、私としては懐かしいというか、やりやすい感覚はありました」

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 押し込まれる展開が続いたなか、「実際、守備をしている側なので、すごく苦しいという気持ちが正直なところ」と話しつつ、他の国と違って、日本はパスワークやハードワークがずば抜けているので、それを体感できて、苦しい思いはしましたけど、やっぱり楽しいというか嬉しい思いもありました」と本音を語った。

 完敗したものの、台湾の10番を背負う29歳は、目標であり、憧れでもあったなでしこジャパンとの試合を心から楽しんだようだ。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

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