「驚かされた」欧州名門に加入した23歳日本人の圧巻デビューに指揮官が驚嘆! レンタルは取りやめ?「ボール扱いがとてもうまい」

2025年07月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「私は常にプレシーズンでの出来や能力で選手を判断する」

稲村を称賛したロジャーズ監督。(C)Getty Images

 デビュー戦でのパフォーマンスは、指揮官の計画を変更させるかもしれない。

 セルティックに移籍した稲村隼翔が7月8日、コーク・シティとの練習試合で新天地でのデビューシーズンを飾った。左SBとして前半の45分間プレーし、ブレンダン・ロジャーズ監督に好印象を残している。

 ロジャーズは先日、日本から加わった23歳の若きDFについて、長期的な視野での補強という見解を示唆。そのため、レンタル移籍などで経験を積むことになる可能性が取りざたされていた。

 だが、地元紙『Daily Record』によると、この日の稲村のパフォーマンスを見たロジャーズは、考えが変わる可能性を問われると、「100%だね。決めつけてはいない。彼を加えてみて、プレシーズンの出来を見ようという感じだったんだ」と話している。

「私は常にプレシーズンでの出来や能力で選手を判断する。ここ数日のトレーニングで、彼がなめらかにボールを扱うことを示したのは確かだ。それだけではない。彼は前に向けてプレーする。セルティックなどビッグクラブでプレーするときは、前にパスを出さなければならないんだ。ボールを受けて、プレーするパーソナリティーが必要だが、彼はそれを持っている」

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 さらに、指揮官は「驚かされたと言わなければならない。慣れるのに少し時間がかかるかもしれない、孤立するかもしれないと思っていた。これから彼がどう仕事してくれるかを見よう」と続けた。

「いつだって大事なのは適応と成長ぶりだ。この最初の数日の練習で、彼はボール扱いがとてもうまかった。サイズも良い。欧州に来れば、フィジカル面では成長が必要だろう。だが、ボール扱いや攻撃への意欲は本当に良い。だから今後の試合でどうかをみていこう」

 まずは順調なスタートを切ったと言えそうだ。さらなるアピールに期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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