７月８日に開催されたE-１選手権の初戦で、日本代表は香港代表と韓国の龍仁で対戦し、６－１で快勝を収めた。

　この試合の90分、デビュー戦だったDFの安藤智哉が打点の高いヘッドでネットを揺らしたものの、不可解なファウルを取られ、得点は認められなかった。今大会はVARが導入されていないため、そのまま流されて、初ゴールは幻となった。

　翌日の練習後、囲み取材に応じた森保一監督は、セットプレーの質問を受けるなかで、このシーンにも言及した。

「最後にセットプレーで決まったの、見てましたか？　おそらくVARがあったらノーファウルで決まっていました」

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　指揮官は「前日の練習でやった形も出せていましたし、入るか入らないかっていうところは全部うまくいくわけではないので、選手たちはたくさん戦術的なことを詰め込まないといけない中でも、やるべきセットプレーのベースは見せてくれていたかなと思います」と続けた。

　後半にはコーナーキックから失点も喫したが、「セットプレーで十分な（練習）時間は取れなかったですけど、基本の部分は攻撃・守備ともに、確認することができていた」とも。最低限の準備はして、試合に臨んでいたと強調した。

取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部

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