クラブの同僚も驚きのパフォーマンスだった。

　７月８日に開催されたE-１選手権の初戦で、日本代表は香港代表と龍仁ミレウスタジアムで対戦。６－１で快勝を収めた。

　この一戦で、２シャドーの右で代表デビューを飾ったサンフレッチェ広島のFWジャーメイン良は、開始４分に左足のボレーで先制ゴールを叩き込むと、その後も次々にネットを揺らし、なんと26分までに４ゴールを奪った。

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　今季はここまで４得点だった30歳が、A代表デビュー戦で４ゴールという95年ぶり史上２人目の偉業を達成。その活躍ぶりについて広島のチームメイトで、３バックの中央で先発した荒木隼人に尋ねると、こうコメントした。

「びっくりしました。そんなに決められんのかいって思いました。ジャメ君が言ってました。（広島では）周りが悪いんだって、中村（草太）とかが良くないらしいです（笑）」

　もちろんジャーメインの発言はジョーク。いじられた中村もこの試合で６点目を挙げ、広島勢の躍動が際立っていた。

取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部／現地特派）

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