約40年ぶりの快挙! 日本ゴールをこじ開けた香港FWが得点に隠された秘策を語る「今後ますます脅威になる」「他のチームのやり方を見て…」【E-1】

2025年07月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

チームは1-6の大敗も…

日本相手にゴールを決めたマット・オア(右)。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 現地7月8日、韓国で開催されているE-1選手権(東アジア選手権)の第1節で香港代表は森保一監督が率いる日本代表と対戦した。

 序盤から押し込まれる展開が続いた香港は、開始4分にジョーメイン良に鮮やかなボレーを叩き込まれて先制点を献上すると、10分にもジャーメインに再びゴールを許す。その後、20分に稲垣祥が強烈なミドルを突き刺して3点目与えると、22分と26分にもジャーメインに立て続けに決められて、前半だけで5点のビハインドを負う。

 しかし後半に入ると、意地を見せる。59分にCKからマット・オアがヘディングシュートを叩き込んで1点を返すと、以降もポスト直撃のシュートを放つなど果敢にゴールに迫る。それでも90+4分には中村草太にダメ押し弾を奪われて、結局1-6で敗れた。
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 大敗を喫した香港だが、国際Aマッチで日本相手に約40年ぶりの得点を記録。香港メディア『South China Morning Post』によると、そのゴールを奪ったFWマット・オアは、「試合後、ロッカールームに戻ってきて、こんなにも長い間ゴールを挙げられていなかったことをスタッフから聞いたよ。チームのために得点できて本当に嬉しい」と喜びを露わにする。

 また、その得点が生まれた背景にはある秘策があったようで、次のように述べている。

「今回の試合の2日前から戦術的にセットプレーの練習をし始めた。他のチームのやり方を見て学んだんだ。もちろん、それがどのチームかは言えないけど、今後ますます相手の脅威になると思う」

 そして日本戦の試合内容については、「前半はミスが多すぎたし、相手に簡単に得点させすぎた」と反省しつつも、「後半は良いプレーができた。45分間だけ見れば、日本と1-1の引き分けだ。それはポジティブであり、次の韓国戦ではさらに良いプレーができると期待している」とし、次戦に向けて前を向いた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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