日本代表は７月８日、韓国で開催されている東アジアE-１選手権の初戦で香港代表と対戦している。

　2022年の前回大会の優勝に続いて、連覇を目ざす森保ジャパン。スタメンには、GKピサノアレックス幸冬堀尾、DF荒木隼人、古賀太陽、安藤智哉、MF／FW川辺駿、相馬勇紀、宮代大聖、ジャーメイン良、稲垣祥、垣田裕暉、久保藤次郎が名を連ねた。

　立ち上がりから相手が引いてゴール前に守備ブロックを敷くなかで、日本は主導権を握り、積極的に攻撃に出る。

　そして開始４分、幸先よく先制。左サイドで相馬が鋭い切り返しから、右足でインスイングのクロスを供給する。これにゴール前で反応したジャーメインが、胸トラップから左足のボレーシュートを決めて、代表初ゴールを挙げた。
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　勢いに乗ると10分にも、再び相馬のクロスからジャーメインがヘディングで決めて、追加点を奪う。

　ボールを失っても稲垣が執拗に追い、相手に身体を当てて奪い返す。押し込む時間が続くなかで、20分には川辺が奪ったショートカウンターの流れから、稲垣が右足の強烈なミドルをゴール中央に突き刺す。

　その２分後には、アタッキングサードでの華麗なワンタッチの繋ぎから、ジャーメインが左足でゴールに流し込み４点差に。ジャーメインは代表デビュー戦でハットトリックを達成する。

　26分には、久保の右サイドからの折り返しに合わせたジャーメインがこの日４点目。その後も再三に渡ってチャンスを創出し、試合を優位に進めた日本は、大きく５－０とリードして前半を終えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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