現地７月８日、韓国で開催されているE-1選手権は大会２日目を迎え、日本代表が香港代表と対戦して６－１の快勝を収めた。開始４分にジャーメイン良の鮮やかなゴールで幸先良く先制すると、10分にはふたたびジャーメインが頭で加点。さらに稲垣祥の豪快ミドルでリードを広げ、ジャーメインが前半だけでハットトリック＋１を達成した。
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　メンバーをどんどん入れ替えた後半も攻守両面で香港を圧倒したが、試合は酷暑もあって徐々にペースダウン。粘る香港を前に追加点は奪えないままで、逆に１点を返されるなど守備面の課題を残した。最終盤に中村草太が独走から代表初ゴールを決めて、タイムアップとなった。
 

　それでも10人が代表デビューを飾った初戦で期待以上のハイパフォーマンスを披露した。ホストカントリーである韓国のメディア『スターニュース』は、そんな森保ジャパンの破壊力に唖然。「なんとえげつない火力か。日本は圧倒的なパフォーマンスで終始香港を凌駕し、前半の26分間だけで５ゴールを奪ってみせた」と報じ、「代表デビューのジャーメインが代表デビュー戦で４ゴールを決めるなどフレッシュなメンバーが軒並み躍動した。欧州組がゼロでもこれだけのパフォーマンスを発揮するのだから脅威だ」と評した。

　大会は４チームによる総当たり戦で覇権が争われる。日本は現地12日に中国と、15日の最終戦にライバル韓国と戦う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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