「難しい時間を過ごしたけど、行ったことを後悔してない」古橋亨梧が振り返る半年と3年半。英2部移籍→ダブルで目標を達成できるか

2025年07月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

スコットランド→フランス→イングランド

レンヌでは出場機会を得られなかった古橋。バーミンガムで再出発する。(C)Getty Images

 セルティック時代のチームメイト岩田智輝も在籍するバーミンガムに加入した古橋亨梧が、クラブ公式のインタビューに対応。新天地での意気込みを示した。

 30歳の日本代表FWは、セルティック3年半で85ゴールという実績を引っ提げ、今年の1月にレンヌに移籍。欧州5大リーグへステップアップを果たしたが、フランスでは出場機会確保に苦しみ、2024-25シーズンの後半戦は、出場6試合で0ゴール0アシストで終わった。

 リーグ・アンを半年で離れ、イングランド2部で再出発するにあたり、古橋はまず「ここに来られてすごく嬉しい。これからが本当に楽しみなので、みんなと一緒に頑張っていきたい」と伝えた。そのうえで、セルティックでの日々を振り返り、次のように語った。

「本当に素晴らしい思い出がたくさんある。たくさん一緒にタイトルを獲った本当に良い3年半だった。今でもたくさんの人が声を掛けてくれるので、『僕は本当に幸せものだな』って毎日感じながら...でも今は場所が違うので、新しい場所で良い報告ができるように頑張りたい」

 セルティックのエースとしてゴールを量産し、宿敵レンジャーズ相手にも無類の強さを誇った。ビッグマッチで存在感を発揮する点取り屋は、「大きい試合になればなるほど、すごく燃える」ようだ。

「もちろん、チームメイトみんなが支えてくれて僕はゴール取れているので、本当に感謝している。それをここでもみんなと一緒にできたらなと思っているので、僕のゴールでチームを、ファンを、みんなを元気にしたい」
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 スコットランドで輝きを放った一方で、フランスでは出場さえままならなかった。

「もちろん難しい時間を過ごしたけど、別に行ったことを後悔してないし、行けたことで本当に色んな経験ができた。それを今ここで、この素晴らしいクラブで表現したい」

 目標はもちろん、プレミアリーグ昇格。そして、日本代表で北中米ワールドカップ出場だ。

「代表は誰もが憧れる場所。ワールドカップに出たい気持ちもある。まずは、こうやってまた智輝と一緒にプレーできる機会をもらえたのですごく嬉しいし、彼からも『嬉しい』って言葉を聞いたので、一緒にプレミアリーグを目ざして頑張りたい」

 古橋は対戦相手にも多くの日本人選手がいるイングランド2部で得点を重ね、ダブルで目標を達成できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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