電撃的な退団決定の知らせに、心を痛めた人は少なくないだろう。

　アーセナルと冨安健洋は７月４日、契約を解消したことを明らかにした。ボローニャから移籍して４年。ケガに悩まされる日々は、予定を早めての退団という結末に至った。

　イタリアでもボローニャ時代に高く評価された冨安だけに、現地のメディアも契約解消のニュースを報じた。再起を期待する声も寄せられている。

　古巣ボローニャの専門サイト『Bologna Sport News』は、冨安を「近年のボローニャ躍進で間違いなく主役のひとりだった」と称した。

「様々な点で完成された選手へと成長し、コミュニティーシールドで勝利。だが、ガナーズでの冒険のエピローグが、苦々しいものになったのは確かだ」

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　同メディアは、冨安がボローニャで「ユーティリティ性とクオリティで印象を残した」としつつ、アーセナルでは運に恵まれなかったと続けている。

「理由はまったく異なるが、（ボローニャからイングランドに移籍したヨシュア・）ジルクゼーのように、アーセナルでは完全に幸運を見つけることができなかった」

　少しでも早く、冨安が再びピッチで躍動するのを見られるように願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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