痛恨の逆転負けだ。

　鹿島は７月５日、J１第23節で川崎と敵地で対戦。25分にレオ・セアラのゴールで先制も、45＋４分にセットプレーから同点とされると、58分に自分たちのミスから勝ち越し弾を献上。１－２で敗れた。

　試合後のフラッシュインタビューで、鬼木達監督は次のように振り返る。

「２点目を取り切らなきゃいけないとか、ずっと同じ課題のところ。あとはやっぱり、点を取られても自分たちが取り返すという、そこのところでいくと、いろんな部分で、攻撃もそうだし、守備のところも球際も含めて、気迫の部分、いろんな部分で力負けかなと思っています」

　対川崎戦で講じた策。うまくいった部分、いかなかった部分を問われると、「背後の部分はいくつか行けましたけど」と応じ、「でも、それだけではないところを見せたかった」という。

「そういう意味で言うと、その両方を使い分けないと、自分たちのゲームには持ってこれない。やっぱりエネルギーの使い方、あとゲーム運びは、これからもっともっと課題かなと思っています」
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　鹿島はこの敗戦で３連敗となり、首位から４位に転落。今後は16日の天皇杯３回戦・長崎戦を経て、鹿島に代わって首位に立った柏と20日に相まみえる。

　指揮官は現在の課題の解決に注力しつつ、「ただ、少しずつしか上手くならない、少しずつしか強くならないので。一番はメンタルの部分。そこで負けたら話にならないので、もう一回、そういうところも含めて、やり直したい」と前を向いた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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