かねてより取り沙汰されている、前田大然のプレミアリーグ参戦は実現するのだろうか。

　27歳の日本代表FWは、セルティック４年目の2024-25シーズンに公式戦33ゴールをマーク。ブレンダン・ロジャーズ監督の下、スコットランドリーグの年間最優秀選手に選出される圧倒的な活躍を見せた。

　当然、ステップアップが期待され、トッテナムなどが新天地候補に挙がっているが、英メディア『Football Insider』は「ロジャーズは来季のチームをマエダ中心に構築したいと考えている。プレミアリーグの複数クラブから関心が寄せられるなか、27歳に対するオファーをセルティックが拒否するよう強く望んでいる」と報じた。
【画像】サムライ人気沸騰！移籍市場が熱い！2025年夏に海外で新天地を求めた日本人選手たち

　また、移籍市場に精通している現地記者、ピート・オルーク氏の次のような見解を掲載した。

「セルティックはオファーを検討するつもりはないだろう。彼は驚異的な存在で、セルティックのキープレーヤーだ。ロジャーズは彼を中心にチームを構築しようとしている。彼を失うことは絶対にない。莫大な金額が提示される場合を除いてね。セルティックがマエダを売却する価値があると考えるためには、2500万£（約50億円）以上が必要だろう。

　プレミアリーグのクラブが彼に注目しているのは驚きではない。ブレントフォードが注目しているのも驚きではない。トッテナム、ウェストハム、フェネルバフチェも、この日本代表選手を評価しているという噂がある」

『Football Insider』は「ロジャーズがセルティックを再び離れる可能性が高まっているなか、マエダが大金でプレミアリーグに移れば、彼の不満は修復不可能なレベルに達するだろう」と締め括った。ステップアップは中々難しそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「優勝候補の筆頭が衝撃の敗戦」W杯開催国がFIFAランク107位に敗れる大波乱！ まさかの８強敗退に母国メディアは茫然「言い訳無用」【ゴールド杯】

【記事】「お前、選手か？スタッフか？」元日本代表主将が"屈辱"の経験。クラブW杯出場チームにホームの練習施設から追い出され…

【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての１位は？ Jリーガーが好きな女性タレントランキングTOP20を一挙紹介