「多くの可能性を秘めていた旅の悲しい結末」あまりに不本意…冨安健洋の退団をアーセナル地元紙が嘆く「誰も望んでいなかった」

2025年07月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「アルテタ監督が非常に高く評価していた」

アーセナルを去る冨安。(C)Getty Images

 イングランドの強豪アーセナルが現地7月4日、冨安健洋の契約解除を発表した。

 26歳の日本代表DFは、2021年夏にボローニャから加入すると、自慢の堅守で世界最高峰のプレミアリーグでも抜群の存在感を発揮。ミケル・アルテタ監督からの信頼をがっちり掴んだ。一方で怪我に苦しみ、幾度も離脱。2024-25シーズンはわずか1試合(6分間)の出場で終わった。

 冨安の退団を受け、地元ロンドンのメディア『THE STANDARD』は「アーセナルの万能戦士タケヒロ・トミヤス、怪我の悪夢で悲惨な結末を迎える」と題した記事を掲載。「トミヤスはアルテタ監督から高く評価されていた選手だった」と伝えている。

「アーセナルと日本代表のトミヤスは、来年満了予定だった契約を相互合意で早期に打ち切ることに合意した。フィットしている時は貴重なオプションだった選手にとって、残念な結末だ。守備のあらゆるポジションでプレーでき、アルテタ監督が非常に高く評価していた人物だった。指揮官は『彼の守備はおそらく、私が見てきたなかで最も優れたものの1つだ。トミが最高の状態であれば、非常に重要な選手になるだろう』と2023年9月に語っていた」
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 同紙は「残念ながら、怪我のため真の価値を証明する機会が奪われてしまった」と指摘。「ノースロンドンでの時間がこのような形で終わることを誰も望んでいなかった。これは多くの可能性を秘めていた旅の悲しい結末だ」と嘆いた。

 あまりに不本意な最後となってしまった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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