現役時代はブラジル代表の10番を背負ったジーコが、７月４日にテレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「FOOT×BRAIN＋」に出演。新たにセレソンを率いることになったイタリア人監督カルロ・アンチェロッティについて語った。

　ワールドカップで最多５度の優勝を誇る"サッカー王国"は、しかし2002年の日韓W杯を最後に頂点から遠ざかっている。そのなかで、アンチェロッティを招へい。外国人監督はブラジルにとっては極めて異例だ。

　ただ、ジーコは「ブラジルサッカーを知っている監督」とアンチェロッティを評す。「（2024-25シーズンまで指揮を執った）レアル・マドリーにもブラジル人選手は何人か所属して、その文化・知識は特に知っているはず」と述べる。
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　マドリーでブラジル産の"金の卵"を育てた実績もある。ヴィニシウス・ジュニオールを10代から起用して成長させた。元日本代表監督は「彼のおかげでヴィニシウスは世界トップの選手になれた」と見解を示す。

　そして「アンチェロッティ監督の就任は正しい選択。世界一の監督だ」と称える。

　マドリーほか、ミランやチェルシー、パリ・サンジェルマン、バイエルンと欧州の強豪クラブを率い、多くのタイトルに導いてきた66歳の指揮官に、ジーコも期待しているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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