「愛さずにはいられない」「これぞプロ」33発日本人エースの“清掃活動”に海外称賛!「日本の敬意や自分たちを大切にする文化が大好き」

2025年07月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「アジアらしい。彼らは謙虚さと敬意で適切に育つ」

古巣での清掃活動が注目を集めた前田。(C)Getty Images

 日本人のマナーの良さは、サッカー界でたびたび世界からリスペクトされている。

 セルティックに所属する前田大然の行為が、サポーターを感心させた。古巣の練習施設を掃除する姿に、ファンからは数々の賛辞が寄せられている。

 オフシーズンで帰国中の前田は先日、水戸ホーリーホックの練習に参加した。その際、クラブは前田も一緒に施設を掃除した様子の動画を投稿している。この動画がスコットランドで反響を呼んだ。
【動画】古巣の水戸で清掃活動をする前田大然
 セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』によると、サポーターは前田を絶賛している。

「素晴らしい」
「マエダを愛さずにはいられない」
「アジアらしい。彼らは謙虚さと敬意で適切に育つ」
「日本の敬意や自分たちを大切にする文化が大好き」
「新シーズンで彼がスイーパーじゃないといいんだけど」
「マエダにはリスペクトというものがある。レンジャーズのファンにないものだ」
「チームのほかの選手たちに言おう。『来季はポイントを落としたら1週間ずっと施設の掃除だ』と」
「『スーパースター』がボトルやテープ、ガムとかいろいろ捨てたり、甘やかされた子どもみたいなのを見てきたけど、これこそがプロだね」

 昨季の前田は古橋亨梧の退団後、CFにコンバートしてゴールを量産。公式戦33得点を記録し、リーグ戦4連覇に貢献して、年間最優秀選手にも選ばれた。セルティックに欠かせない存在として人気を博している。

 そんな「スーパースター」が、腰をかがめて床を掃く姿は、グラスゴーのファンにとって印象的だったようだ。謙虚な姿勢を保つ前田が、新シーズンもセルティックでゴールを量産し、いつものような運動量と献身性を見せてくれることを、ファンは願っているだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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