審査判定は9月末までに実施予定
J2の秋田が2026シーズンのJ1ライセンス申請を行なったと発表した。(C)SOCCER DIGEST
J2のブラウブリッツ秋田は7月1日、公益社団法人日本プロサッカーリーグに対し、2026シーズンのJ1クラブライセンス取得に向けた申請を行なったことを発表。同クラブのJ1昇格への取り組みが新たな段階に入ったことを示す動きである。
クラブライセンス制度は、J1、J2、J3とカテゴリー分けされており、「競技」「施設」「組織運営・人事体制」「財務」「法務」など多角的な観点から審査される。J1クラブライセンスの交付判定については、第三者機関であるクラブライセンス交付第一審機関(FIB)が行ない、審査判定は9月末までに実施される予定だ。
秋田は昨年もJ1ライセンスを取得しており、今回の申請は継続的なクラブの発展を目ざす姿勢を示すものといえる。
岩瀬浩介代表取締役社長は「昨年のJ1ライセンス取得以降、秋田市、秋田県を中心にスタジアム整備に向けた協議を重ねてきた」と説明。昨年11月には秋田市・秋田県とクラブで整備場所を秋田市八橋運動公園内の第2球技場及び健康広場に決定したことを明らかにした。
その後、新市長就任早々にJリーグの野々村芳和チェアマンに市長自ら訪問し、現行の2031年7月供用開始のスケジュールを遅らせることがないよう、新設および改修を含めた調査について報告。令和7年6月の秋田市議会において、改修および新設の調査費2千636万円が可決されるなど、着実に計画が進んでいる。
岩瀬社長は、計画中のスタジアムについて「ブラウブリッツ秋田の専用スタジアムではない」と強調。キッズ年代から小学生・中学生・高校生、さらにはシニア世代まで幅広い層が利用でき、サッカーだけでなくラグビーや様々なイベントにも使用できる「地域に開かれた多目的なスタジアム」を目ざすという。
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クラブライセンス制度は、J1、J2、J3とカテゴリー分けされており、「競技」「施設」「組織運営・人事体制」「財務」「法務」など多角的な観点から審査される。J1クラブライセンスの交付判定については、第三者機関であるクラブライセンス交付第一審機関(FIB)が行ない、審査判定は9月末までに実施される予定だ。
秋田は昨年もJ1ライセンスを取得しており、今回の申請は継続的なクラブの発展を目ざす姿勢を示すものといえる。
岩瀬浩介代表取締役社長は「昨年のJ1ライセンス取得以降、秋田市、秋田県を中心にスタジアム整備に向けた協議を重ねてきた」と説明。昨年11月には秋田市・秋田県とクラブで整備場所を秋田市八橋運動公園内の第2球技場及び健康広場に決定したことを明らかにした。
その後、新市長就任早々にJリーグの野々村芳和チェアマンに市長自ら訪問し、現行の2031年7月供用開始のスケジュールを遅らせることがないよう、新設および改修を含めた調査について報告。令和7年6月の秋田市議会において、改修および新設の調査費2千636万円が可決されるなど、着実に計画が進んでいる。
岩瀬社長は、計画中のスタジアムについて「ブラウブリッツ秋田の専用スタジアムではない」と強調。キッズ年代から小学生・中学生・高校生、さらにはシニア世代まで幅広い層が利用でき、サッカーだけでなくラグビーや様々なイベントにも使用できる「地域に開かれた多目的なスタジアム」を目ざすという。
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令和7年1月21日には、秋田市スポーツ協会、秋田県ラグビーフットボール協会、秋田県サッカー協会、ブラウブリッツ秋田後援会で秋田市に要望書を提出。秋田市スポーツ協会大山会長からは「幅広い利用が可能な公共性の高いスタジアムの実現」を求める要望が出されている。
新スタジアムの構想では、ピッチだけでなくコンコース機能を有効活用(雨風を凌げるインナーコンコース化)することで、冬でもランニングやウォーキング、陸上部や駅伝部等の部活動利用や催事等も天候に関係なく開催できる「365日利用できるスタジアム」を目ざす。
また、防災機能や地域課題解決に役立てられる施設とすることで、「地域における経済的、文化的、社会的な意義と役割を持てる公共施設」を実現する計画だ。
岩瀬社長は「多くのスポンサー企業の皆様や後援会、株主の皆様、そしてどんな時もクラブを応援いただき、選手たちを後押しいただいているファン、サポーターの皆様のお陰」と感謝の意を表すとともに、「引き続き秋田市、秋田県をはじめ各ホームタウン自治体の皆様と密な連携を図り整備に向けて取り組んでいく」と決意を述べている。
地域に根ざしたスポーツクラブとしての役割を超え、公共インフラとしての価値を高める新スタジアム構想は、秋田のJ1昇格への夢と地域活性化の両立を目ざす意欲的な取り組みだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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また、防災機能や地域課題解決に役立てられる施設とすることで、「地域における経済的、文化的、社会的な意義と役割を持てる公共施設」を実現する計画だ。
岩瀬社長は「多くのスポンサー企業の皆様や後援会、株主の皆様、そしてどんな時もクラブを応援いただき、選手たちを後押しいただいているファン、サポーターの皆様のお陰」と感謝の意を表すとともに、「引き続き秋田市、秋田県をはじめ各ホームタウン自治体の皆様と密な連携を図り整備に向けて取り組んでいく」と決意を述べている。
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