「こんな結末を迎えるべきではなかった」
まさかの早期敗退となったカナダ。(C)Getty Images
北中米・カリブ海サッカー連盟に所属する国の王者を決める2025 CONCACAFゴールドカップの準々決勝が現地6月29日に開催され、共催国のカナダが格下のグアテマラとアメリカのミネアポリスで対戦。90分を終えて1-1でもつれ込んだPK戦で5-6と敗れ、まさかのベスト8敗退となった。
30分に主砲ジョナサン・デイビッドのPKで先制したカナダは、しかし前半アディショナルタイムにMFヤコブ・シャッフェルブルフが2枚目のイエローカードを受けて退場。数的不利となったなか、69分に追いつかれると、PK戦で2人が失敗して万事休した。
FIFAランキング30位が106位に敗れる大波乱に、母国メディアも愕然。『SPORTSNET』は、「カナダはグアテマラに衝撃的な敗北を喫し、絶好のチャンスを逃した」と嘆いた。
「カナダは今夏のゴールドカップに優勝候補の一角として出場し、多くの評論家から優勝候補の筆頭と目されていた。しかし、グアテマラ戦での衝撃的な敗北により、カナダの2度目のゴールドカップ優勝の夢は、さらに2年間お預けを強いられることになった」
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30分に主砲ジョナサン・デイビッドのPKで先制したカナダは、しかし前半アディショナルタイムにMFヤコブ・シャッフェルブルフが2枚目のイエローカードを受けて退場。数的不利となったなか、69分に追いつかれると、PK戦で2人が失敗して万事休した。
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同メディアは「アメリカがマウリシオ・ポチェッティーノ監督の下でまだ足場を固めているなか、メキシコもかつての強豪国ではなくなったため、カナダはこの大会で優勝すれば、CONCACAFの揺るぎない王者としての地位を確立する絶好のチャンスがあった。ところが、カナダはゴールドカップ優勝の渇望に終止符を打ち、3月のCONCACAFネーションズリーグで3位に終わった悔しい結果の雪辱を果たす絶好の機会を逃し、早々に帰国の途についた」と悲嘆。不甲斐ないチームをこう糾弾した。
「カナダにとって、こんな結末を迎えるべきではなかった。怪我人や欠場者が多く、シャッフェルブルクが早々に退場したとはいえ、FIFAランキングでカナダより70位以上も下の106位に位置するグアテマラのようなチームに勝てないという言い訳は通用しない。カナダにはヨーロッパのビッグクラブで活躍するスター選手が数多くいる一方、グアテマラ代表の圧倒的多数は、国内の地味なリーグで生計を立てている」
「カナダにとって、こんな結末を迎えるべきではなかった。怪我人や欠場者が多く、シャッフェルブルクが早々に退場したとはいえ、FIFAランキングでカナダより70位以上も下の106位に位置するグアテマラのようなチームに勝てないという言い訳は通用しない。カナダにはヨーロッパのビッグクラブで活躍するスター選手が数多くいる一方、グアテマラ代表の圧倒的多数は、国内の地味なリーグで生計を立てている」