「これはサッカーではない。ジョークだ」米国は開催地として不適切!約5時間の激闘後にチェルシー指揮官が不満をぶちまける【クラブW杯】

2025年06月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「中断で試合は完全に変わった」

昨夏からチェルシーを率いているマレスカ監督。45歳のイタリア人指揮官だ。(C)Getty Images

 チェルシーを率いるエンツォ・マレスカ監督が、悪天候続きのクラブ・ワールドカップ(W杯)に苦言を呈した。米スポーツチャンネル『ESPN』が伝えている。

 現地6月28日に開催されたクラブW杯決勝トーナメント1回戦で、チェルシーがベンフィカとバンク・オブ・アメリカ・スタジアム(ノースカロライナ州シャーロット)で対戦。延長戦の末に4-1で下し、準々決勝進出を決めた。

 この一戦はキックオフからタイムアップまで5時間近くを要する超ロングゲームとなった。64分にリース・ジェームズが先制点を奪った後、86分に雷の接近により、約2時間の中断を余儀なくされたのだ。

 超異例の1試合分ものブランクを挟み、再開されると、90+5分にPKでアンヘル・ディ・マリアに同点ゴールを被弾。土壇場で延長戦に持ち込まれたものの、相手が延長開始直後に退場者を出したなか、立て続けに3発を叩き込み、記憶に残る激闘を制した。
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 マレスカ監督は試合後、「中断で試合は完全に変わった」と不満を露わに。来夏に行なわれる北中米ワールドカップの舞台の1つでもあるアメリカは、開催地として不適切だと言い放った。

「私個人としては、これはサッカーではない。すでに7試合、8試合、9試合が中断されている。正直言って、これはジョークだ。サッカーではない。私たちには関係ないものだ。こんなに長く(再開を待つために)室内にいるのは無理だ。理解に苦しむよ。セキュリティ上の理由で試合を中断するのは理解できる。だが、7試合、8試合も中断するなら、おそらくこの大会を開催する場所として適切ではないだろう」

 猛暑を含め、自然環境が甚大な被害をもたらしている。極めて深刻な問題だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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