６月28日に開催されたJ１第22節で、勝点14で最下位に沈む横浜F・マリノスが、同22で残留ラインぎりぎり17位の湘南ベルマーレと敵地で対戦。１－１のドローで終わり、公式戦の連敗は４で止めるも、大島秀夫監督が就任してからの初勝利はまたお預けとなった。

　史上初の降格危機にある横浜FMは、41分に平岡大陽にヘッドで叩き込まれ、先制点を許す。それでも、61分に天野純の絶妙パスで抜け出したエウベルが待望の今季初得点、チームとしては５試合ぶりの得点を挙げ、同点に追いつく。

　その後、怪我から復帰明けの宮市亮、特別指定選手で法政大在学中の松村晃助らを投入。必死に逆転を目ざし、宮市がドフリーで迎えた決定機などチャンスを作ったが、勝ち越し点は奪えず。是が非でも欲しかった勝点３は掴めなかった。
【動画】天野が超絶パス→冷静エウベルが待望の初ゴール

　この結果を伝えたクラブ公式Xの投稿には、ファンから様々なコメントが寄せられている。

「こんだけ攻めて１点か」
「宮市あれは決めてくれ～」
「１か月かけて勝点１」
「久しぶりに負けなかったけど、また勝てなかった」
「次は頑張ろうって言っていられる状況ではありません」
「決めるべく所を決めていかないと」
「後半の出来は気持ちも見えて良かった」
「次のダービーでは必ず勝ちを」
「とにかく次のダービー勝つのみ」

　１週間後の次節は、ニッパツ三ツ沢球技場で19位の横浜FCと相まみえる。天下分け目の横浜ダービーを制し、希望を見出せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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