「あ、なんか凄いなって」なでしこ長谷川唯が語る谷川萌々子。ピッチ内外のギャップも魅力?「悪い意味じゃなくて、人格が変わる感じ」

2025年06月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「誰が見ても分かる良さを持っている選手」

なでしこJで共闘する長谷川(14番)と谷川(16番)。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 新しい未来のテレビ『ABEMA(アベマ)』は6月24日、日本女子代表のキャプテン長谷川唯と、元なでしこジャパンのエース岩渕真奈氏のスペシャル対談を配信した。

 様々なテーマを語り合うなかで、代表のチームメイトも話題に。赤丸急上昇の谷川萌々子について、岩渕氏から印象を問われた長谷川は、ファーストインパクトを次のように振り返る。

「ワールドカップの帯同で、たぶん高校生で、一緒に練習とかをやってくれていた時に、『あ、なんか凄いな』って正直、思った。スケールが少し違うというか、良い意味で日本人らしくないというか。もちろん、日本人らしい上手さも持っているなかで、他の人と違う良さ、誰が見ても分かる良さを持っている選手」

 同じボランチでプレーする谷川に対して、「良いところを最大限に出せるように」と意識し、「少し前でプレーさせたほうがいいんじゃないかな」とも感じている。

「自分がちょっと後ろ目になって、萌々子を前に出してあげて、そこから良いパスで、(谷川が)フリーで前の位置でボールを受けることができたら、本当に良さが一番、出るところでもあるので」
【画像】長谷川唯のダブルピース、猶本光の決めカット、熊谷紗希のキラキラネイル...なでしこジャパンFIFA公式ポートレートギャラリー
 また岩渕氏が「ピッチ外ではどんな人ですか?」と質問。長谷川は「けっこう面白いかな」と明かす。「なんか天然で、ぽかーんとしていて。自分とは真逆の感じだから、面白い、話していても」。

 ただ、試合中は少し異なるようだ。

「ピッチ外とピッチ内で、悪い意味じゃなくて、人格が変わる感じ。シュートの積極性とか、ゴール後の喜び方とか。ピッチ外の萌々子を見ていると、ああいう感じに見えない。逆に良いこと。サッカーでどんどん出していけるのは」

 天然だからこそのギャップもまた魅力なのだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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