浦和レッズは現地６月21日、アメリカで開催されているクラブ・ワールドカップのグループステージ第２節でイタリアの名門インテルと対戦。１－２の逆転負けを喫した。

　４日前のリーベル・プレート戦（１－３）から先発メンバーを変更せずに臨んだ浦和は、11分に金子拓郎のクロスを渡邊凌磨がダイレクトで流し込んで先制に成功する。

　その後は押し込まれる展開が続くなか、粘り強い守備で耐え凌いでいたものの、78分にCKからラウタロ・マルティネスにバイシクルボレーを叩き込まれて同点弾を献上。さらに90＋２分にもゴール前の混戦からバレンティン・カルボーニにネットを揺らされた。
【動画】インテル相手に奪った渡邊凌磨の先制弾！

　強豪インテルを相手に先制点を奪った渡邊は、「最後の最後にあのような形になりましたけど、良い時間帯があったなかで僕もチャンスを決められなかった。一つひとつの差があると思います」と悔しさを滲ませる。

「ワンチャンス、ツーチャンスを決めていかないと勝点３は厳しいというなかで、１点を取れたところまでは良かったのですが、もしかしたらどこかに隙があったかもしれません。もうちょっと自分たちの時間を作らなければいけなかった。そういう部分をチームとしてもっと高めていかなければいけないです」

　１試合を残してグループステージ敗退が決まってしまった浦和は次戦、25日に行なわれる最終節でメキシコのモンテレイと対戦する。

　渡邊は「消化試合にせずに、僕たちが成長するために戦って、Jリーグの後半戦に繋げていきたいです」と誓った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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