現地６月19日、アメリカで開催されているクラブ・ワールドカップのグループステージ第２戦（A組）で、インテル・マイアミがポルトと対戦した。

　８分にPKで先制を許したインテル・マイアミだったが、47分にテラスコ・セゴビアのゴールで追いつく。さらにその７分後には、敵陣ペナルティエリア手前の中央でFKを得ると、リオネル・メッシが鮮やかな一撃を叩き込んで勝ち越し弾を奪取。２－１で逆転勝利を飾り、今大会初白星を挙げた。

　米スポーツチャンネル『ESPN』によると、圧巻の直接FKで決勝点を奪ったメッシに対して、現役時代にはアルゼンチン代表やバルセロナでともにプレーもしているハビエル・マスチェラーノ監督は、次のように賛辞を贈っている。

「我々が進むべき道を示してくれる選手だ。彼のハングリー精神、粘り強さ、そしてどんなレベルであろうと戦い続ける意志は素晴らしい」
【動画】メッシの超絶FK弾

　また、インテル・マイアミのレドンドは「メッシは相変わらず驚かせてくれる。彼は信じられないほど素晴らしい。史上最高の選手であり、その実力を日々証明し続けている」と絶賛する。

　さらに、マルセロ・ヴァイガントも「驚異的だ。（FKで）ボールが力強く放たれた時、『これだ』と思ったよ。彼のこういうプレーにはもう慣れているよ」と称えた。

　１勝１分けで勝点を４に伸ばしたインテル・マイアミは次戦、23日にグループステージ突破を懸けてパルメイラスと対戦。メッシがどんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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