ドイツ２部のダルムシュタットは現地６月19日、ジュビロ磐田からポーランドのグールニク・ザブジェに期限付き移籍中のMF古川陽介を完全移籍で獲得すると発表した。

　21歳のドリブラーは、昨年９月にジュビロ磐田からグルーニク・サブジェに期限付き移籍。欧州初挑戦の今季は24試合に出場して、２ゴール・２アシストをマークした。しかし、レンタル期間が今季限りとなるなか、買取オプションは行使されず、退団が発表されていた。

　ダルムシュタットの公式サイトは、そんな日本人アタッカーを「攻撃的ミッドフィールドでのプレーに適応しており、柔軟に起用できる」と紹介する。
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　またポール・ファーニーSDは、古川について「我々は将来有望な若手を獲得した。特にポーランドでのシーズンで良い印象を受けた」と獲得に至った理由を説明。次のように大きな期待を寄せた。

「彼の才能とポテンシャルがあれば、ドイツ２部リーグでも名を馳せると確信している。ヨウスケのドリブル能力と爆発力、そして優れたテクニックは、我々にとって刺激的な攻撃の選択肢となるだろう」

　なお、古川本人は「とても興奮しています。チームの成功に貢献し、ファンのみなさんに誇りに思っていただけるよう、全力を尽くします。スタジアムで彼らに会えるのが待ち遠しいですし、その雰囲気も楽しみです」と意気込みを語っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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