アジア勢は「既に深刻」? 0勝スタートに米大手が着目「明らかに下馬評の低い浦和はその通り敗れた。リーベルは別次元」【クラブW杯】

2025年06月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

勝点を手にしたのは、レアルと引き分けたアル・ヒラルのみ

浦和は黒星スタートとなった。©Jリーグ

 現在アメリカで開催中のクラブ・ワールドカップには32チームが出場。アジアからは浦和レッズ(日本)、蔚山(韓国)、アル・アイン(UAE)、アル・ヒラル(サウジアラビア)が参戦しているが、いずれもグループステージ第1節で勝利を逃した。

 勝点を手にしたのは、レアル・マドリーと1-1で引き分けたアル・ヒラルのみ。それ以外の浦和、蔚山、アル・アインは黒星スタートだ。

 アジアの苦戦ぶりに米大手スポーツチャンネル『ESPN』が着目。浦和と蔚山が初戦を終えた時点の17日付けで「浦和と蔚山はクラブW杯の開幕節で敗れ、既に厳しい戦いを強いられている」と題した記事を掲載し、次のように伝えている。

「クラブW杯が32チーム制に拡大されたことで、アジアのチームが大陸のライバルが過去に成し遂げた歴史的な成果を再現しようとする場合、より高いレベルの競争が避けられない状況となった。その任務の真の困難さは、火曜日にアジアサッカー連盟の代表チームが米国で初めてピッチに立った際に明らかになった。両チームはともに痛手となる敗北を喫した」
【画像】真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える"タレント&モデルの美人妻たち"
 さらに「2007年と2023年にクラブW杯で準決勝に進出し、この大会で一定の成功を収めてきた」浦和の戦いぶりは、こう評した。

「日本の浦和は最初に試合に臨み、アルゼンチンの強豪リーベル・プレートと対戦。彼らは明らかに下馬評の低い立場だったが、その通り1-3の敗北を喫した。J1リーグのクラブは決して悪いパフォーマンスではなかったものの、2022 年にW杯を制したアルゼンチン代表メンバー4選手を擁するリーベルが、別次元のプレーをしていた事実は否定できない」

 同メディアはそして「新体制のクラブW杯の第1節が水曜日に終了する頃には、アジアのサッカーを代表する4チームにとって、状況は既に深刻なものとなっている可能性がある」と締め括った。

 結局、アジア勢は1分3敗でスタート。残りの2節で遅れを取り戻せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「大会の新形式に対する疑問を強める」バイエルンの10-0圧勝で英大手がクラブW杯に苦言! ファンからも不満噴出「まったくエンタメじゃない」「見ていてつらい」

【画像】バッジョ、ベッカム、ロナウドらが来場!CWCの開幕戦に集結したレジェンドを紹介!

【記事】「あまりにも衝撃的」浦和"主将"の握手拒否に対戦国メディアが怒り!アルゼンチン代表DFも唖然「激しい非難」「辛辣だが役に立たなかった」【クラブW杯】
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事